東京行ってきた。
3泊4日のノープラン。
相変わらず、出たとこ勝負の行き当たりばったり。
僕は遊びに関しての約束や計画を好まない。
なぜなら、計画を立ててしまうとその全てが想定内のスリルになってしまうから。
仕事で散々計画立ててやってんだから。遊びくらい箍(たが)を外したい。
何が起こるかわからない、どこで誰とめぐり合えるか想像もつかない。
どうせ行くならそんなひと時にしたい。
というわけで起きたこと感じたこと、雑記。
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表参道/青山。
表参道はアウェー。僕の昔からの口癖。
ハイブランドが軒を連ねると、どうしてもその街全体が
画一的なハイカルチャーのための集合施設のように思えてきてげんなりする。
ともあれ、ここにしかないお店も多いので参戦。
気になるメゾンの2011春夏、見てきた。福岡では全然見られない。
今回は、ヨウジヤマモト、マルタンマルジェラ、マークジェイコブス、コムデギャルソン。
ヨウジのストライプ柄に黒墨のパンツが僕好みですごく良かった。今回は断念。
そしてやはりマルジェラは僕の興奮をくすぐる。異様な格好よさがある。
ラフシモンズのオンリーショップが昨年閉店してたのが悔やまれる。
昼にはクアアイナでハンバーガーを食べて、
夜は表参道の QUONS で飲んだ。屋上にソファーのテラス席がある。
(こんなトコロ)
表参道のソファー席で、僕たちはまるで自分の部屋のように靴を投げ出してくつろいでは、
向かい席の合コンじみた宴をお酒の肴(さかな)にしながらニヤニヤと酔いしれた。
たまにはアウェーで飲むのも悪くない。
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虎の門。
ホテルオークラのフレンチトーストがやばいと聞いて食べに行ってきた。
(ソースはココ)
2個1プレートで1,800円くらい。
驚きの価格に面食らったけど、1,800円を遥かに上回る価値があった。
あんなに美味しいフレンチトースト、他所(よそ)では絶対食えないと思う。
前にも引用したけど、"原価には何の意味もない"。
フレンチトーストなんて食パン一枚に味付けるだけ。原価なんてそれこそ高(たか)が知れてる。
しかしそのパン切れ一枚が、一流のサービスマンと一流のシェフによって、
1,800円という対価を喜んで支払うだけの価値あるものへと昇華される。
とても勉強になった。
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広尾。
初めて降りた。閑静で素敵な印象を持った。
すれ違う人々がいいコートを着ている。すれ違う車はピカピカの高級車ばかり。
誰にも似合う街というものがある。僕に似合う街は、どこだ?
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横浜。
ヒロシと飲んだ。(ヒロシについては昔の記事参照)
約1年ぶりか。相変わらず腹筋は8コに割れてた。
鎌倉で人力車を引いてるアイツは相変わらず喧嘩っ早くて、相変わらず貧乏で、
相変わらずまだ友達でいられた。
帰り際、ひさしぶりにナンパをした。
あまりにもアイツのナンパが無粋で下手クソだったから僕が痺れを切らしたのと、
あとは自分のコミュニケーション能力が衰えていないか、確かめてみたかった。
最初に声をかけたニーハイのギャル二人組。
簡単だった。何の問題ない。錆びてはいない。安心した。
ナンパでよく、「第一声は何と声をかけますか?」みたいな相談されるけど、
そんなこと聞いてるうちは、ナンパなんて絶対上手くならないと思う。
そんなもの、女の子の表情とか、してる会話とか、着てる服とか、
天候とか気温とか場所とか、シチュエーションとかタイミングとか、
もうありとあらゆる状況に応じて一瞬にして浮かび上がってくるもの。
動物的な勘に近い。それは場数踏んだら分かってくる。
マニュアルなんてない。
ただナンパして遊ぶ気にさせといて、終電で帰る僕はだいぶひどい。
帰る予定があるのに、自分の能力試しでナンパするのは好ましくない。
知らない女の子の電話番号にもセックスにも興味ナシ。ごめんなさい。
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大久保。
運命の出会いを求めて、新大久保のボロアパートの一室を訪れた。
胡散臭いアルミ戸を開けるなり、和彫り&日本刀に戦慄。
でも人を見かけや職業で判断するのは良くないね。
相手方の持つスピリットは僕が信じたとおりで、とても真摯な方だった。
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渋谷。
雑多で乱暴にカルチャーが蔓延る街、渋谷。
僕が日本で一番好きな交差点は、渋谷のスクランブル交差点。
渋谷については、また改めてゆっくり書きたい。
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今回、タイミングで色んな人に会えた。それはまた別で書きたい。
そして思いもよらぬ方からお誘いをいただいたりもしたのに、
結局僕の都合でお会いできなかったりもして、とても悔しい思いをした。
次回は是非、お会いしたいです。
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