"本を読むこと" は元来、古きよき慣習というか文化的というか、
日本人のある種の美徳のように思われてきた節があるけど、
僕は意外とそうは思わない。おもしろくない本なら読むだけ無駄だ。やめた方がいい。
本(読書)ってのは確かにおもしろい。
すごくおもしろいけど、こんなもんばっかり読んでたらそれこそ他人の物語ばっかり覗き見てることになる。
死ぬまでずっと図書館にでもこもっている覚悟があるなら構わないけど、
そうでないならもっと動かなきゃ。傍観ではなく主観的に、自分自身に対してアクションを起こさなきゃ。
居心地のよい部屋でページをめくりながら紙の上の物語を目でなぞっているだけでは何ひとつ変えられない。
「書を捨てよ、町へ出よう」
寺山修司の言葉だった。僕は読んだことないけどね。
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