かつて、昭和の終わりに一世を風靡した、
福岡のカレー通の間では知らぬものはいなかったという伝説のカレー屋、「K.サムソン」。
そのサムソンが閉店してから、もう十数年の歳月が流れていて、
その元経営者が、現在、福岡の郊外でひっそりと食堂を営んでいて、そこでカレーライスを復活させているとの情報を得たので、食べてきた。
十年近く、ずっと封印していたそうだ。色々複雑な思いがあるのだろう。時代とともに寝かせた、味わい深いカレーだった。
いつかの時代、カレーをこよなく愛するもの達が、この洋風カレーに胸躍らせたのだろう。感慨深くなる。
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