エピチャン

2010/08/31

古い恋人とのセックスの話。
僕は顔射をする性癖などないし、一度もしたことがないのだけど、
当時セックスの終わりかけに、喘ぎ声を上げながら彼女が不意に、
「顔にかけて・・」と言ったことがある。
無我夢中、無意識の状態で彼女の吐息に紛れて発された言葉。
彼女の中に在るいつかの誰か、僕の知らない男の性癖がフラッシュバックしたその瞬間を僕は聞き逃さなかった。
そういうことは往々にしてある。間違えて名前を呼んでしまうような、一種の癖のようなものだ。
誰もが隠し持って嘘をついて、相手を傷つけまいとしているだけだ。
複雑な思いを胸中抱きながらも、僕はそれを聞こえなかったフリをして射精した。
勿論その後も、そのことについて一度も触れることはなかった。
日々のメモ(8/26-8/30)。異論は全て認める。

---

自論だけど、座学は嫌々やっても無駄。
何でもそうだけど、座学じゃなくて現場で学ばないと。座って学べるほど習得って甘くない。

-

便座下げがデフォルトだと思ってる女は、女性専用車両とかでもイチイチうるさそう。

-

薄々感じていたけど、自我の強い女とは合わない。
自我の強い女が嫌いとかじゃなくて、磁石でたとえるとS極同士退き合うというか。
そういう話。

-

痩せますとか止めますとか、そういうのは宣言せずに心の中で勝手に思ってた方がスマート。

-

「いや僕/私はいいんだけどさ、」

っていう語り口は、自分の発言に関わってくる全ての責任を逃れつつも対象をdisりたいだけだと思ってる。
つまり卑怯者の使う言い回し。そんなの何の免罪符にならんよ。てめえ自身の声で喋れ。

-

インターホンの8-9割方は招かれざる客。

電話なんて乱暴で一方的なコンタクトは、出る気がない時は出なければいいと思ってるし、
家のインターホンとかもぶっちゃけ気分で出てる。
だから僕が言いたいのは、僕からコールが鳴っても気分じゃない時はスルーしてほしい、ってこと。
話したいときにだけ通話ボタンを押せばいい。そういう気分の時にだけ話そうぜ。

互いが念波を飛ばしたい時に飛ばせばいいよ。
それがリアルタイムで同期するかどうかは、もはや互いのタイミングでしょう。
互いにそれを強制する権利などもち得ない。
コミュニケーションってもっと自由に解放されていいと思う。

-

服について。
服とは僕らの肌の上にただ在るもの。それ以上でもそれ以下でもない。

セレクトに関して。
まず絶対的に着心地を優先した上で、デザイン・シルエット・マテリアルにこだわり服を選ぶ。
何よりも着心地。着心地が悪かったらどんなに格好いいものもナシ。
それを肌が拒絶してるのだから。相性の悪い相手とセックスしてるのと同じ。

-

「私を好きな人が好き」、ってなに。
笑わせんな。そんなの、好きでもなんでもない。ただ独りでいるのが怖いだけ。
そんな憶病者は、結局のところ誰のことも愛さないよ。

-

女って経験から学習しないから賢いな。

-

尊敬する人が "自分より優れている人" って言えるの、凄いな。
逆に言えば、「自分より優れた人間などそうはいない、誰にも負けない」
という絶対的な自信とプライドを感じる。

-

連続でクシャミするやつ、悪気はないんやろうけどイラっとする。
あと個人的にあれ、密かに最高記録の更新とか狙ってんじゃないの、って思ってる。

-

僕に好意を持つ人と、僕の言葉や考えに好意を持つ人は、全く別の人種。
でもそれで良いのだよ。
君に好意を持っているけど、君の撮る写真には全く興味を持たない人がいる。
つまり、そういうことだよ。

-

「お前はおれが毎日出社一時間前に来て、誰より仕事して誰より会社に利益出してること全部知った上で、
終業五分前に片付け始めるおれに文句つけてんの?」

-

遠くの友達のところへでも日帰りで気軽に遊びに行くくらいの突発的な勢いが必要。
大阪だって秋田だって沖縄だって、思い立ったら行くぜ。日帰りでも行くぜ。それくらいの勢いが必要。
君と僕との間には国境すら存在しないのだから。

-

そうか。わかったぞ。
僕の仕事に足りないのは集中力でも判断力でもなく、糖分だ。

-

駅の売店で買った炒飯おにぎりが、べちゃべちゃして信じられないくらい不味い。
べっちゃべちゃの炒飯ってなに。炒飯と名乗ってることが許せなすぎる。

-

ルイ・ヴィトン。大好きです。昔からずっと。
デザイナーがどうこうとかいう次元ではなく、その確固たるスタンダードな存在感への憧れ。

僕はルイ・ヴィトンを一つも持っていないし、未だかつて持っていたことも一度もない。
それは無論、敢えてそうしているのだけど、
いつかそれが本当に似合う相応しい人間になってから持ちたい。
そんな特別なブランドだと定義している。
今の僕がルイ・ヴィトンの財布など所有してもきっと、
ヤンキーの尻ポケットに入ってるルイ・ヴィトンの長財布みたいに下品に成り下がる。
そういうわけです。

-

いい人すぎるバスの運転手とかはダメだなぁと思う。
いい人すぎて一人も見捨てられないで、結局バスが遅れてみんなが困る。

何事においてもいい人すぎるのは良くない。
誰も彼もを満足させたいなんて所詮綺麗事だし、それは不可能なのだから。
椅子取りゲームの椅子の数を数える。つまりキャパシティーを知ること。

-

"格好よければそれでいい" はまだ理解できるけど、"楽しければそれでいい" はあほ丸出しだなと思う。
そういうタイプの馬鹿にはなりたくない。

-

最近気づいたこと。
歯磨きの時間よりも風呂の時間の方が短い。歯磨きが5分で風呂が3分。

-

仕事ってのは、自分の内にある何かをすり減らして、身を粉にしてやるもの。
何も失わずに生きていこうなんて、そんな虫のよすぎる話はない。

---

以上5日分。
Evernoteのお陰でかなりメモ取れてる。
Evernote。コレすんごい重宝してます。かなりオススメ。
これ使ってるとインプット→アウトプットの質が格段に上がる。
自分というフィルターを限りなく薄く決め細やかに通過させることでクリアでスマートな出力が可能になる。
日常から舞い降りる一瞬のアイデアや発見を限りなく100%の純度に近い状態で封じ込め、
それをいつ何処でも召還することができる魔封波みたいなツール。
全ての出力はクラウドの向こうにアクセスして保存するからプラットフォームにも依存しない。
正にクラウドコンピューティングの発想。
最近いいなーって思うのはこれとGroovesharkくらいか。
GroovesharkがiPhoneに対応したらもうAAC変換作業とか煩わしい作業しなくて済む。
iTunesで音源買うようなクソ無駄金をはたくこともなくなる。

2010/08/18

世間一般的にマイナスイメージのものが
果して本質的にマイナスなのか個人的に洗い出す必要がある。
たとえば売春、不倫、ナンパ、安楽死、家畜処分、選挙権放棄、
無免許医師、マリファナ、いじめ、孤独死、登校拒否 etc...
まだまだここで言えないようなものもある。
無論その洗い出しは一般論としてではなく、限りなく個人的な範疇において。
暗がりの洞窟に棲む魔物みたいに、誰も簡単に入って来れない。
それでも洞窟に踏み込んでくる人とコネクト、つまり握手すればいい。
洞窟の外から石投げるみたいに話しかけてくる人に本性を見せる筈もない。
出来ることなら口から炎でも吹いて前髪チリチリにしてやりたい。

2010/08/15

ハラペーニョの乗ってないチリドッグなんて、君のいない世界さ!

2010/08/14

自分の声を録音して聞いた時に違和感があるのは、
普段は声が自分の骨を震動して聴覚に伝わるから美しく聞こえるのだと聞いて、
なんかそれいいなと思う反面、
この声は誰にも届かないのだという狼の遠吠えを思った。

だがもしも愛する人を抱きしめたまま言葉を伝えることが出来れば、
その声は重なり合う互いの骨を共鳴するヴァイブスとなり、
そのトーンを保ったまま愛する人の耳へ心へと美しく鳴り響くだろう。

2010/08/12

もし君の色が赤だとしたら、それはもう見事な混じりっ気なしの赤だと思うよ。
でも世の中には他にも、青や黄などの美しい色が沢山あることを知っているのかい?

2010/08/11

最後の夜とお別れするときは、さよならじゃなくておやすみを言おう。
目が覚めたら全てのことがまるで夢だったかのように。
そして明日にはこの奥歯に隠した思い全てを忘れられるように。

おやすみ。

2010/08/09

「僕たちはどんなにしんどくても拘束時間が長くても、向き合ってるのが人である限り深刻に病むことってない。
仕事で病んでく人って、対象が人やモノではなく、実体のないものと向き合って仕事してるからなんじゃないかな」

みたいなことを、長い付き合いの美容師さんが言ってた。
いくらかのメモ

-

“ずっと美味しい”ものなんて信用出来ない。
“今だけ美味しい”ものを信用する。摂取する。
保存料まみれの“美味しい”。それには生きることへの執着を感じない。

-

性欲がなくなれば人はマスターベーションをしないだろう。
ならばセックスは?性欲がなくなれば人はセックスをしないのか?
人は生き続ける限り孤独であり、孤独であり続ける限りセックスをする。

欲求ってのは全て後付け装置みたいなもの。
生を助長させるために付加されている仕掛けに過ぎない。
仮に欲求が無かったとしても、我々は飯を食い、床に眠り、セックスを求める。

-

仮にひとりの末期がん患者が居たとして、たとえその人のことを心底愛していたとしても、
その痛みひとひらさえ、何人たりとも知ることはできない。

-

売春行為がなぜご法度とされているのかを調べていたら、
売春そのものは規制はされているものの法律的な刑罰の対象ではなく、
売春を助長させる行為(たとえばヤクザが借金苦の女の子に売春させる等)が刑罰の対象なんだと知る。
個人の不特定多数を対象とした自由な性行為を極度に規制してしまわないように、
売春(禁止)法ではなく、売春(防止)法として定められているらしい。
グレーゾーン。

-

「んも~ぅ、かわいいから許す!」

とか言われてるお前は、かわいくなくなったら何にも許してもらえなくなるから。
若さという虚栄に調子づいて、年とともにいつの間にか誰にも相手にされなくなって、
ひっそりと自分の傲慢さを矯正する羽目になるぜ。

-

孤独な人と、孤独をアクセサリーにしてる人。

本当に孤独な人って、自分が孤独だとは思ってない気がする。
なんというか、その「状態」を悲観視はしてない気がするんだよな。

-

女が女らしさをアクセサリーにしたり、男が男らしさをアクセサリーにしたり、
そういうのは大いにあっていいと思う。
それが性的な魅力、つまりセクシーというものだから。
しかしながら男女互いが互いのアクセサリーを卑下したりするのが解せない。
大量のメープルシロップがかかったフレンチトーストを食べた後、
砂糖入りのアイスカフェオレを飲んでみても、いまいちピンと来ない。
甘いお菓子を食べた後に甘い飲み物を飲むと、それは全然味気ない。
カフェオレの甘みは完全に消滅し、後味の悪い苦味だけが残る。

これは対となる人間関係、
いわゆる恋人や友人、あるいは仕事のパートナー等にも同じことが言える気がする。
フレンチトーストの組み合わせは、願わくばノンシュガーのアイスティーで決めたい。
つまり、そういうことだ。

2010/08/06

たとえば洋服のショップ店員が接客をする際に、
客が気に入って選んだ服が死ぬほど似合わなかったとしても、
「とてもお似合いですよ」と言うことによってその客は幸せになれるし、
買ってもらった店員もまた売上を獲得して幸せになることが出来る。

人は誰も彼もがそんなありふれた嘘をつき続けて、
そして誰も彼もがそんなありふれた嘘に救われて生きている。
嘘が人を幸せにする。つまりそういうこと。

役者。政治家。小説家。キャバクラ嬢。営業マン。マクドナルドの店員。
教師。警察官。駐車場の案内をする人。ショップ店員。アナウンサー。医者。

嘘をつく職業というのはこの世の中に実に多く存在している。
逆に嘘をつかない職業の方が圧倒的に少ないのかもしれない。
仕事のルーチンとして嘘をつくことがごく自然に組み込まれており、
それがひとつの小さな嘘であることに気付いていないだけ。

最近、「嘘をつく仕事」に就きたいと思うようになった。
まあ今も嘘をつくことをためらうことなく仕事をしているわけだけど。
嘘、それは優しさや恋愛といったものとどこか似ている。

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
ご意見、ご感想はepidence[at]gmail.comまで。