エピチャン

2013/02/28

スプーンの上の一すくいに人生を賭ける

料理って、どんな店構えよりも、シェフの肩書きよりも、宣伝やパフォーマンスよりも、
皿の上の料理の味だけですべてが分かるところが最高に格好いいよね。味だけがジャスティス。

2013/02/27

気付いたことがあるんだけど、僕はきっと、人よりもずっとずっと、欲が強い。

信じられないくらい美味いものを求めているし、死んでもいいくらい感じるセックスを求めているし、ぶっちぎりにハイな夜を求めている。
そして、そのために必要なものは、片手で優に数えきれる。
多くのものを求めているわけではない。強烈なものをたった一つだけ、求めているんだ。他には何もいらない。

気がついたら、昨日は10個以上のブログ記事をupしていた。
これでもまだまだ自重したもの、お蔵入りしたものが残っている。お蔵入りしてるものから、引っ張り出してupする時もある。
そのブログに費やしている無駄な熱量を、何か世の中のために使ったら?と思うけど、そんなつもりは毛頭ない。
ただ、言いたいことがありすぎる。誰に対して?自分に対して。

2013/02/26

欲しいものを手に入れたときの快楽は三つある。

・金(対価)を払って自分のものになった時
・それを身につけた(体感した)時
・それを人に「いいね」と言われた時

欲しいものを手に入れたときの、三つの特別な快楽。
これは、僕が長年ブログを書き続けてきてわかったことなんだけど、
「否定をすることで肯定することもできる」ということ。これは間違いない。

一般論としてよく、「(誰かや何かを)否定をしても意味がない」みたいな、似非ポジティブ精神のようなものを見かけるけど、
僕に言わせてもらえば、そんな綺麗事、「反吐が出る」。

いいか?たとえば、
「弱いものいじめはクソだ」というのは、いじめに対する否定ではあるけど、弱者を守るための肯定だし、
「ギャンブルは最低だ」というのは、ギャンブルに対する否定ではあるけど、浪費を防ぐための肯定だ。
何かを否定することが、問答無用ですべて負のベクトルで発信されているとは限らない。
その発想はいささか短絡的だ。想像力がなく、思考停止している。

僕は心置きなくアンチテーゼを主張する。
嫌いなものは嫌いだと否定する。自分の中の好きなもの、正しいものを肯定するためだ。
無論、その発言によって僕の知らない誰かを傷つけてしまうこともあるだろう。
でも、通行人をハネるのが怖くて車に乗らないと言うのなら、人はどこへも行けない。そういうことだ。
そして僕のアンチが、自分自身に対する攻撃にすり替わることも承知の上である。
睡眠=デフラグ
髪を切って、伸ばして、切って、伸ばして。その繰り返し。人生なんて、そんなもの。
大切なのは、そのとき、美しく在(あ)れるかどうか。
魅力的であり、そんな自分を愛せるか、そんな自分を愛してもらえるか、じゃないかな。
僕は会社を利用しているし、会社は僕を利用している。それは至極健全な関係。
互いにメリットがあるからこそ、手をつないでいる。その関係が崩れたら、離縁(サヨナラ)だ。
そういった、ある種のクールな関係というのも、悪くない。僕は嫌いじゃない。

今日の名言

処女と新卒は大切にされる。
議論とかディスカッションとか、そういうのが死ぬほど嫌いなんだけど、
ただ、「あなたの考えが聞きたい、あなたが世界をどのように見てるのか知りたい」、という意欲はあります。
「愛する」のアントニム(対義語)は、「忘れる」じゃないのかな。

愛するということは、細胞が生まれるということ。忘れるということは、細胞が死ぬということ。
で、僕がひとりの人間として、一つだけわかっていることは、どちらも生きていく上でポジティブだろ?ってこと。
ほら。やっぱり人間は、生きることを選ぶかぎり、ポジティブな仕様なんだよ。
日本の少子化の根本的な原因は、女性の社会進出でも、景気の低迷でも、育児問題でもなくて、
単にコンドームやオナホールの進化とか、タダで見れる無修正エロ動画がインターネットに氾濫しているからだと思う。

単純に、性に対する敷居が低すぎる。
子供を作らなくても、がんばって女口説いてセックスしなくても、性への満足度が高くなる一方。
必然的に、子供ができない世の中になっている。
ドメスティック・ブランドとか東京コレクションをdisる人、その昔、「洋楽しか聞かない」って言ってた人と同じ人種だな。
僕に言われたくないだろうけど、中二病過ぎる。


For Divers Area. この曲、大好きだった。サビ(0:51~)のコード進行がツボ過ぎる。
Am Bm C#m Dmかな。もうずっとギターを弾いていないので曖昧だけど。
C#mとDmのところで転調してるかな。してないかな。よかったら誰かが教えてください。

「嫁が鬱なので離婚したい」という相談者の男について。

相手が手を握る力が無くなったら、手を離すなんて。
相手が手を握る力が無くなったら、それ以上の力で握り返してやれよ。
歩く力が無くなったなら、おんぶしてやれよ。自分の人生、差し違えてでも、一緒にいてやれよ。
それが出来ない人間に、結婚なんかする資格ない。

2013/02/22

“無印良品は、高級ライセンス商品に対する、極めて大きな反逆であり、アンチテーゼである。”


どーでもいいものは無印良品で買う。どーでもよくないものは無印良品で買わない。

僕は無印良品の下着を愛用している。靴下を愛用している。自転車を愛用している。
他にも、タオルや枕カバーや眼鏡など、幅広く愛用している。理由は、「何でもいいから」。
余計な装飾がなく、ニュートラルで、心地よく個性を放棄していて、生活の中に取り込みやすいから。

でも決して、無印良品のベッドは買わない。ダウンジャケット(アウター)は買わない。コンドームは買わない。理由は、「何でもよくないから」。
自分の中で妥協できないもの、他では代用できないもの、パーフェクトでこだわっているものを使いたいとき、僕は決して無印良品を選ばない。

どーでもいい、こだわりのないものだけ、無印良品を選ぶようにしている。
無印良品って元々、そういうコンセプトから生まれたものだから。つまり極論を言えば、「何でもいい」人のためのブランド。
現代の、いわゆる草食系の風潮で、支持されている理由はそこにあると思う。
僕は、そんな無印良品をこよなく愛している。ユニクロの5000倍愛している。


クソ格好いいね。

渋谷慶一郎氏といい、ATOLS氏といい、電子音楽(インテリジェント・ダンス・ミュージック)は怒涛の初音ミク時代へ。
そういえば、ルイ・ヴィトンも初音ミクに衣装制作(参戦)していたな。さすがにハナが利くMarc Jacobs。
目にも止まらぬスピード。ぼーっとしてたら置いてかれるぞ。シーンの先端を見失うな。
どんなに優しい女よりも、美しく性的な女に精を尽くす男と、どんなに優しい男よりも、有能な遺伝子を持つ男に捧げる女。
人間以外のどの動物にも当てはまる、自然の摂理だ。

だからもう、優しさなんて生物学的に何の役にも立たないから。
優しさは人を愛する上で生まれた「副産物」だよ。それを目指してはいけない。

2013/02/21

映画を見るのって、死ぬほど疲れる。

映画的なものは大好きなんだけど、映画を見るという行為にひどく疲れる。
一度見たことがある映画を見直すのは好きだけど、初見の映画を見終えた後の疲労感は異常。

僕はものごとの解釈が遅すぎて(マイペース過ぎる)、映画監督の好みのスピード感についていけない。
「予備知識ナシで見てほしい」とかあり得ない。いやいや。予備知識がないと話についていけないから。
本を読む方がずっと楽。自分のペースで文章を繰り返し読みほどき、それから頁をめくることができる。

"S_oup: 子供と犬と女には最初に「これはダメ」ということを解らせてやらないといけない。誰彼かまわず牙を剥く様になれば、周りより本人がつらく、そして孤独になってしまう。極論だが、周りは手におえなくなれば「捨てる」という選択肢もある。本人はそうはいかない。"

スープお姉さんはいつも正しいことを言う。
躾けることもできないなら、はじめから「飼う」べきではない。

2013/02/20

水で人も殺せるし、人も生かせる。水で清めることもできるし、水で汚(けが)すこともできる。
プラスにもマイナスにもなる。それでいてニュートラル。
水すごい。我々のルーツが水であるということに、何かしらのスピリチュアルな源泉を感じずにはいられない。

僕が水を毎日2リットル以上飲むことに理由がいるなら、大体そんなところ。

2013/02/18

僕ね、ずっと前から思ってるんですけど、ハイブランドの「ハイ」って何なんですか?

「高いブランド」ってこと?そこで一括りにするわけ?品質とかデザインとかどうでもいいの?
そういう形骸化されたカテゴライズでファッションを語るのって最高にクソダサいと思うんだが。

何考えてるか分からない人って、魅力的に見えますよね。=自分と対極に位置している人ほど、不思議と惹かれてしまうもの。

人間の脳は、朝起きたときからリソースが決まっていて、その資源を使って仕事をしている。

リソースの限界値を超えることは、基本的にできない。
たとえば、朝起きたときのリソースが30なのに100の仕事はできないし、リソースが150なら100の仕事をしてもまだ余力が残る。
このリソースの確保は、フィジカル面では毎日の食事、運動、そして睡眠(中でもとりわけ睡眠が一番重要)。
メンタル面では、セックスや道楽など、遊びによる快楽(日常的に抑制されているフラストレーションの解放)が必要だ。

仕事をこなせる量は、最初のリソースでほぼ決まる。
意地とか忍耐とか気合いとか、そういう感情論はあまり役に立たないし、立っても一時的なものだ。自分に対して真摯な生活や習慣がものを言う。

脳みそキレッキレのときと、脳みそグダッグダのときの、仕事のデキる違いは、この脳内リソースの問題だった。

美容室のフロントガラスがベタベタに汚れているなんて。あり得ない。

美容とは、美しくなるための作用を加えることで、美容室は正にそのための神聖なる場所。
そんな汚い美容室に客が来るわけないよ。矛盾している。
ブロンドの外国人モデルを起用したアーティスティクな写真をデカデカと貼り出す前に、さっさと窓拭きをした方がいい。
それすらできないで、人の装いを美しくできるわけがない。本末転倒だ。

やはりどの業界も、品質やサービスはピンキリなのだということを思い知る日々。
雑誌やネットは嘘ばかりだ。宣伝・広告に惑わされてはいけない。アリかナシか、それは自分の感覚で見極めなければならない。

2013/02/17

男って、自信を栄養にして生きているものだと思うんだ。

こんなにも、自信を失ってしまうとは思わなかった。もう少し、自分は男として格好つけていられていると思っていた。
愛しい人にとってのヒーローになりたかった。それがこのザマだ。プライドがズタズタに引き裂かれる思いだ。

今の自分ができることをやろう。僕は、どんなときも威張っていたい。
今日はヘトヘトになるまで走って、もう限界。死んだように眠る。おやすみなさい。

2013/02/13


PHENOMENONは、デザインが面白くて個人的には好きだったんだけど、ファブリックセンスと仕立てがクソなので残念なところがあった。
デザイナーのオオスミさんはコム・デ・ギャルソンを意識していたけど、
コム・デ・ギャルソンに憧れる前に少しユニクロを見習った方がいいんじゃないの、と思っていた。
その矢先の倒産。残念だけど、仕方ない。そういう時代。
いろいろな会社の役員の方と関わる機会がよくある。全員がそうだとはいわないけど、彼らは驚くほど似通っている。彼らはなんらかの「持論」を持っている。時間をかけて練りあげられた持論は聞いているだけで面白くて、それをアンソロジーにしたらベストセラーが生まれると思う。この持論は体系立っていて、かつ主観的だというのがポイントだ。その人が世界を見る角度がはっきりと出ている。どの持論も違っていて、偏っていて、面白い。

持論は偏見から生まれる。客観的な持論などというものは存在しない。客観性を目指すと学説になる。そしてビジネスにおいてそれをやろうとすると、情報不足で人生がタイムアップになる。

役員は結論が先にある。「これはこうなんだ」。そう考えてからそうである理由を考える。世にあるひとつひとつの事実は、彼らにとって積み上げるべき要素ではなく、思考のきっかけでしかない。結論を立ててから、それが現実に適用できるかシミュレーションする。面白いことに、彼らは妙に素直である。シミュレーションで間違いがあったりするとその持論を簡単に引っ込める。ともあれ、このテストをパスし続けた結論が彼らの持論となる。


最高におもしろい。

僕は正にこのタイプで、まず物事の結論から仮説立てて考える。シュミレーションした結果、成立すれば持論となる。
仕事、恋愛、世の中の法則。そうやって30年間、あらゆる偏見から持論を導き、それを積み上げてきた。極めて主観的だ。
熱心な僕のブログ読者ならそれが分かってもらえると思う。

それにしても、自分の思考回路をここまで端的に、分かりやすく言ってもらえると正直助かる。
相当な分析力、判断力、そして文章力がないと、この説明は不可能だよ。

2013/02/10


これは、あるね。あるある。
マーケットを見定めることができる優れた能力だ。ハナのきくナンパ師だな。なかなかのやり手。

結局、ナンパもセックスも、男ではなく女をその気にさせて始まることだから。
簡単に言うと、寂しい女が一番落ちやすいわけだ。

2013/02/09

賃貸物件を探していて思うのは、間取りを見てわかるのはプロじゃないかな?
素人の僕には、間取りの情報では、全然部屋のイメージが出来ない。

間取りは、人で言うところの「履歴書」みたいなものじゃないかなと思う。
履歴書でその人の経歴やスペックは分かるけど、その人が有能かどうかはほとんど分からない。間取り図もそれと同じ。

部屋の部分写真も、あんなもの、いとも簡単に誤魔化せるし、あまり当てにならない。
誤魔化せないのは、水回りの設備(ディテール)くらいじゃないかな。
配管や台所のシステムは、リフォームが難しい(ちなみに僕は一時期、リフォーム業界で働いていたことがある)。

あと個人的に一番参考になるのは、外観のエントランス。
エントランスは、建物に全ての「気」が入ってくる場所。
いい気を迎え入れるのか、悪い気に侵されるのか。それは、入口の向き、構造、雰囲気で決まるというか。
建物の内面性を表している感じがする。

結論。
物件は、やっぱり実際に足を運んで見に行かないとわからない。 素人の僕にはそうだ。
この時期は内覧なしで部屋を決める人も多い、と仲介業者に言われたが、僕には到底理解できないことだ。

2013/02/08

僕はガキの頃から、先生と名の付くものが大嫌いだったけど、
高校三年の頃の担任が言った、入試前日のこの言葉は、今でも覚えている。

「三年間、本当によく頑張りました。
君たちが今まで頑張ってきた集大成を、明日、たった一枚の紙切れに全て置いてきなさい。」

シビれる激励に気合いが入ったと記憶している。先生ってのも、100に1つくらいはいいことを言う。

「誰得」という言葉が嫌いだ。そんなこと言ったら、それこそこのブログこそ誰得だよって話。

世の中には、損得勘定では説明できないことが山ほどある。
たとえば先日の、AKBの坊主頭謝罪もそうだ。
「誰得だよ」という意見が多かったけど。当事者からすればきっと、誰が損するとか得するとか、そういう問題じゃないんだろう。

「普段は家事もしてくれて尊敬できる父親なんだけど、母に隠れて女性用の下着を収集・着用・洗濯する性的嗜好を持っている父親に幻滅した」
という相談者の娘さん。僕は彼女に一言言いたい。

フェティシズムなんて、歪んでいてもいいんだよ。下着泥棒したわけでもあるまいし、別に大したことじゃない。
俗に言う「変態」と言われるような、性の偏りがあってもいいんだよ。

そうやって、みんなどこかに捌け口を作って、自分の狂気を発散して、バランスを取っている。
そうやって、外ではきっと立派で誠実な父親をやっているんだよ。だから何もおかしなことじゃない。
自分でオナニーをして、その体液を自分で飲む人だっているんだよ。それに比べたらだいぶマシだよ。

だから、家族の誰にも迷惑をかけていないのなら、家族に隠れて洗濯をしているのなら、
そっとしておいてあげなよ。そうやって、毎日頑張っているんだ。
どうか、お父さんを攻めないであげて欲しい。きっと、とても真面目で正常な方ですよ。

2013/02/07

ふと思ったんだけど、
食べログのレビューって、最低でも200文字以上書かないと投稿できないんだよね?
僕も一度書こうとしたことがあるけど、文字数が足りなくて、途中で断念した覚えがある。200文字は多いよ。

でもさ、よく考えたら、何のメリットもないのに、わざわざ200文字もレビューを書く人、そういないよ。
と言うことは、だぞ?何のメリットもないのに書く人がいないということは、
何らかのメリット(リベート)があるヤツが書いている可能性が高い=捏造、ということになる。

なるほど。そうやって情報弱者を騙すシステムですね、わかります。
どおりで食べロガーの口コミが当てにならないわけだ。まあ、少し考えれば分かることなんだけど。

前に住んでいたマンションで、殺人と思われる死亡事件があってから、ずっと部屋を探していたんだけど、今日ようやく新しい部屋を決めた。
料理も作らないくせに無駄にカウンターキッチン。街の超ド真ん中。何か流れが変わるかな。

2013/02/06


これも書きそびれていた食事ネタ。

京都のラーメン大好き30代独身女性からの情報で、食べてきた。銀閣寺の近くにある、「ますたに」。
背脂ラーメンの元祖と言われているらしい。こういう昔系のラーメンに弱い。一乗寺で並んで食べたラーメン屋よりも、はるかに美味かった。
京都は食レベルが高いね。


かつて、昭和の終わりに一世を風靡した、
福岡のカレー通の間では知らぬものはいなかったという伝説のカレー屋、「K.サムソン」。

そのサムソンが閉店してから、もう十数年の歳月が流れていて、
その元経営者が、現在、福岡の郊外でひっそりと食堂を営んでいて、そこでカレーライスを復活させているとの情報を得たので、食べてきた。

十年近く、ずっと封印していたそうだ。色々複雑な思いがあるのだろう。時代とともに寝かせた、味わい深いカレーだった。
いつかの時代、カレーをこよなく愛するもの達が、この洋風カレーに胸躍らせたのだろう。感慨深くなる。

2013/02/05


レスリー・キーのこのジャンプショット、すごく格好いいなって。ブログに書こう書こうと思った矢先の逮捕。
はみ出すと、引っ張られるね。アーティストだもの。出てきたら、またイケてる写真を撮ってほしい。
ふと思い出した話なんだけど、
僕がまだハタチの頃に、オープンテラスのカフェで共に働いていた友人と、久しぶりに再会したときのこと。

とあるオーセンティックなバーで、僕達は乾杯をした。
僕がバーテンダーの仕事を教えた仲間なんだけど、彼と派手に酔っ払っていた。
仕事の話、女の話、音楽の話。古い昔話に興じていた。
その時、確か三杯目だった。僕がマスターに、「甘くて、でもキレのあるヤツ」とオーダーしたと記憶している。
角ばったバロンのシェーカーを、ねじれるような動きで鮮やかに三段振りする。
丸氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに注がれたその時のカクテルの名前が、オールド・パルだった。
レシピはスタンダードを改良したオリジナルで、甘めに仕上げられていた。注文どおりだった。

それから、しばらく月日が経って、もう忘れた頃。僕は、ふと思い出した。
そう言えば、あの時のカクテル…ひょっとして。思い立って調べてみたら、やっぱりそうだった。僕の勘は当たった。
オールド・パル。カクテルの意味は、「懐かしい友人」。

本当にいいバーテンダーは、誰も気が付かないようなところで、気の利いたことをする。これがプロの仕事。流石だと思った。
そして、自分もかつて同じ職に就いていたことを思い出した。
休日の前夜に、インターネットをしながら、USAコカ・コーラを飲む。至福のひと時。
ヴーヴ・クリコって、フランス語で「クリコ未亡人」って意味なんだって。だから、結婚式のお祝い事にはNGなんだって。
日本の結婚式で、女性が黒のドレスを着ることは割と一般的だけど、欧米では女性の黒の洋装は「喪に服す」ことを意味するんだって。
「結婚反対」という意思表示でもあって、国際結婚などの際のドレスコードとしてはNGなんだって。

こわやこわや。知らないことが多すぎる。深く考えていないところで、大変失礼なことをしてしまう。
これまで、大人の常識を丸無視して生きてきた僕だけど、そろそろ一般的な常識を叩き込んでいかなければならない。
目と目が合った瞬間、殆ど全てのことがわかる。落ちるか、落ちないか。僕の物語の中に、入ってくるかどうか。
それはもう、第六感というか。理屈じゃない。後は、奪(と)りに行くだけ。
失敗しないと、同じ失敗は防げないんだな。

それなら、どうせ失敗しないといけないなら、はじめから失敗にビビっててもしょうがないな、と思う。
失敗しないための予防線ならば、飛び越えて、派手に転んだ方が笑える。
そしたらもう次は、同じ失敗はしない。死なない程度に失敗していきたいね。

RE:

その昔、運営していたホームページの掲示板の書き込みで、友人の友人に、
「君は、僕が人生の中で耳にかすりもしないようなコアな知識を豊富に持っている。」みたいなことを言われたことがある。

彼はチェリストだった。当時の僕は、音楽の名盤紹介などもやっていた気がするけど、
彼は僕に、Miles DavisのKind of Blueを聴きながらワインなんて飲む気には更々なれませんよ、みたいな面倒くさいことを言っていた。

会って話したこともないんだけど、元気かな?
あの時、レスも返さなかった気がするけど。遠回しな誉め言葉として、今も文章を書くときの糧にしています。ありがとう。
何年越しのレスだよって感じだけど。今はもちろん読んでないと思うけど。僕は今もこんな調子ですよ。
女が男を判断するとき、まず金持ってるかどうか(職業)が重要なように、
男が女を判断するとき、まず性的であるかどうか(見た目)が重要だ。

脚が綺麗なだけの女と結婚するような男は馬鹿だと思うかもしれないが、
不細工な弁護士と結婚するような女も相当重傷だよ。お互い様。
学校とは、お金を払って勉強するところ。社会とは、お金を貰って勉強するところ。
どうせ同じ時間をかけるなら、お金貰って勉強した方が良くない?
ベッドメイキングをきっちりやった日と、やらなかった日では、睡眠の質がまるで違う。おやすみなさい。

2013/02/03

通勤時間って死ぬほど無駄だな。
現在、電車で一時間以上の通勤をしている僕は、正真正銘のバカだと思う。
どんだけ時間と体力を無駄に浪費してるんだよ、っていう話。

電車の中でとびきりの美人OLとかが、「あの、今夜、予定ありますか?><」と逆ナンしてくるなら話は別だけど、
どうやらそういう事はあまりないらしいし、それなら潔く職場から歩いて5分のところに住んだ方がいい。
その通勤時間に費やしている無駄な熱量を、仕事や遊びや睡眠に回したら、きっと今の生活がひとまわりもふたまわりも潤うだろう。
当然、収入も増える。

先日から、ブログの記事が数件、消える症状が頻発している。

僕がこのブログに書いたものが、勝手に消されているようだ。昨日書いたものも、既に消されている。
原因は不明。blogger側の問題や、著作権絡みで削除になっているならまだいいけど、
第三者からのハッキングの可能性もあるので、そうなってくるといささか面倒なことになる。早急に対処する。

2013/02/02

痛いニュース(ノ∀`) : 【動画】 お泊り報道のAKB峯岸みなみ、頭を丸坊主にして謝罪 - ライブドアブログ

AKB48の丸坊主謝罪、シャレになってないよ。
女の子の命である髪の毛を、全部削ぎ落とさなければならない理由なんて、どこにもないのに。

このAKB48の世界(システム)は狂っている。「恋愛禁止」なんてルールが、そもそも頭おかしいよ。
「恋愛禁止」というわけのわからないルールそのものが、生物学的に不健康っていうか、まず無理だろ。アイドルに去勢でもさせるつもりか。
そして、あんなにもひどい謝罪をオフィシャルで配信するということ自体が、狂気の沙汰だ。

その一件で、乙武洋匡さんが、「じゃあ僕も坊主にします!」と、突如丸坊主にしたけど、
多分あの人が言いたかったのは、「彼女に手錠をかけるなら、自分にも手錠をかけろ」、ってことなんじゃないのかな。
無罪の女の子が丸坊主にしなければならないようなら、自分も丸坊主にするよ、という思いだったんじゃないのかな。
彼なりの、擁護だったんじゃないのかな。本当に素敵な人だと思った。

世の中の、ほぼ全てのものは、ピンキリなのだということに気付いた。

ステーキの肉質も、洋服の仕立ても、ホテルのサービスも、車の安全性も、掃除機の吸引力も、もうありとあらゆるもの全てピンキリ。
こういうのって、みんな知ってるのかな?僕は常識が足りないせいか、知らないこと、気付いてないことが多すぎる。

そしてキリだと知らずに、自分の生活に取り込んでいるものも多い。
30秒で出てくる牛丼とか。それなりに美味いから、何も考えず食べてしまう。ある意味、危険だなと思う。

2013/02/01




京都の着物(キモノ)にインスパイアされたという、染め柄のモノグラム。

高級感、デザイン、仕立て、生地。その全てが最高峰。
やっぱりね、最高にいい服を着ることは、最高に有意義なことだよ。僕は間違ってなかったよ。


Lusineの新曲。いいね。相変わらず洒落ている。


紀里谷和明氏が、逸材だと紹介していた、Saisaというポストロック・バンド。
オリエンタルなメロディーラインが坂本龍一を彷彿とさせる。

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