エピチャン

2011/12/31

自分が相手を好きなことと、相手が自分を好きなことは、全く別次元の物語という気がする。
「寂しい」という感情をうまく認識できない。
ただ、ふと夜更けに一人で飲みに行きたくなることがある。
恐らくそれが僕にとっての「寂しい」なのではないかと思う。

2011/12/29

“一番好きなものを仕事にするのは止めておけ。必ず嫌いになるから”

僕の敬愛する人生の先達が言っていた言葉をふと思い出した。
好きなものを仕事にするなら二番目くらいのものが丁度いい、と言う。

「好きなこと=仕事」という発想の方程式がそもそも僕の中には全くなくて、
これまでただ自分の能力を発揮できる仕事を選び、役割を担い、淡々とこなしてきたという感じ。
会社の利潤になることだけを追求し、割り切ってきた。
感情論。精神論。綺麗事。そんな20円の価値もないもので、愛する人に明日のメシを食わせてやれるのか?
仕事に、嘘も本当も、善も悪もない。
ただいくら数字を叩き上げられるか?それだけが真実だと信じてやってきた。
それで自分の手が汚れてしまったとしても、関係ない。

そして僕は今、完全にお金のために仕事に就いている。
時間とお金を、ただひたすらに交換している。
冷静に考えてみると、刺激もやりがいもない。アドレナリンも分泌されない。
ただレッドブル片手に脳味噌をフル稼働させ、パフォーマンスを上げ、やれる全てのことをやるだけ。
でもこれだと仕事が(というか人生が)死ぬほどつまらなくなるので、早いところ抜け出さなければならない。
それは自分でもよく分かっている。

好きなものを仕事にするという発想がなくて、どうしてもドライになってしまう。
好きなものを仕事にするって、なんだろう?ハッキリ言って全然分からない。
仕事ってそんなにヌルいものだっけ?
仕事ってそもそも、生きていくための、愛するものを守るための、術(すべ)だろう?
いくら稼げるか?いくら売上を上げて、いくら会社に利益を出して、いくら給料を取って、ドヤ顔できるかどうか?

僕はまだ自分の天職というものにありつけずにいる。そうやってもがいている。
より多くの金を得ることは、ある意味では簡単だけど、
自分の好きなものを仕事にするという単純なやり方が解らない。
今日の僕、死ぬほどダサい。

理想の自分が今の自分を見下しているのが鬱状態ならば、
もはや修行(カゲレン)するしかない。今の自分を壊して、新しい自分を再構築する。
一個ずつやれることから詰めていこう。チェック・メイトは一夜にしてならず。

2011/12/26

Thom Yorke x UNDERCOVER




(via UNDERCOVERISM / HUgE 2012.2)

Thom Yorke が着てる UNDERCOVERISM のコートがすごく良かった。

2011/12/25



クリスマスイブの六本木はウォーリーの5倍の人口密度だそうだ。
パン一つも買えない。

リザーブなしではレストランにも入れず、ラブホテルもパンクしてセックスもできないで、ネットカフェに泊まる。
そんなクリスマスイブに何でわざわざデートなんかするのだろう?

僕はこういうところがすごくドライで、クリスマスにこれっぱかしも興味がない。
だけどクリスマスソングは大好き、という矛盾。

2011/12/24

http://theinterviews.jp/plus_minus/2329036

彼氏ができない女は読め。10回読め。
スープお姉さんすごい。こわい。男の心理をえぐり取る。

2011/12/23

自分のメンタリティーには確かなSが存在してて、
それを隠したり欺いたりしながら人と付き合っているとものすごく疲れるし、激しくストレスが溜まる。
ずいぶんと勝手な話ではあるが、仕方ない。それが真実なのだから。
だから僕みたいな人間には、ぶっちゃけ相当アレな人しかついて来れないと思う。
でもそんな人たちを僕はとても大切にしているし、愛している。
今朝、仕事前にインフルエンザの予防接種に行ってきた。
毎年、恒例行事のように感染して寝込むので、今回は学習して早めに手を打った。

時間が押していて仕事の30分前に来院したのだけど、わずか10分足らずで全て完了した。
担当の看護師さんがとても手際よく、迅速かつ丁寧に注射をしてくれた。
無駄な痛みも全くなく、上手だった。しかも彼女は愛想がよかった。
正直、これくらいスムーズに事を運んでくれるととても助かる。

世の中には時間の盗人が数多く存在する。
銀行の窓口係員や宅急便の配達員がそうである。無駄に人の時間を盗む。
しかもそれを当然だと思っているから始末が悪い。
彼等の勝手な都合で無駄に時間を奪われるのは、僕はできるだけ避けたい。

注射がとても上手でまったく痛くなかった、という旨を看護師さんに伝え忘れた。らしくない。
やはり今は余裕が足りていないのだろう。

2011/12/22

“ローマ帝国時代は男性しかワインを飲んじゃダメだったよ。だから男性が戦争から家に帰ると奥さんが自分のワインを盗み飲みしてないかか確認する為に唇に口をつけたのがキスの始まりだよ”

ロマンチック。

2011/12/21

世の中の仕組みやシステムの改変に対して、「昔の方がよかった」なんて言っても仕方がない。
世の中の大いなるムーブメントの中で生かされている以上、無益な反抗は時間とメンタリティーの浪費だ。
今の仕組みやシステムに順応し、適応するために、自ら流動的に変わり続けていくことが大切だ。
前にある俳優が、
「下着だけは年に一回全部捨てて、新しいものに買い替える」というようなことを言っていたけど、妙に納得した。
高価なルイ・ヴィトンのバッグを持つよりも、そういうことの方がよほど贅沢というか、人として豊かであると思う。

前回のこのブログ(http://epidence.blogspot.com/2011/12/blog-post_478.html
の例を思い付いたので書いてみた。

2011/12/19






格好がよろしい Surgeon。
“女性の外見上の好みは?と聞かれるとまるでバラバラ。共通点はないと思っていたが一つわかった。寝顔が似ている。”

(via undercurrent
こういうの、すごくわかる。
僕も好みというのは特にないと思うけど、共通点はある。
一緒に食べる食事がすごく美味しいこと。
楽しいことを共有するのは簡単だ。
そんなものはたまたま居酒屋に居合わせた隣のおっさんとでも共有できる。
大切なのは、つらいことを共有できるかどうか。
つらい時にこそ互いの関係性、その真価が問われる。だからつらい時は、ある意味チャンス。
午前3時。腹が減ったので近所の屋台でラーメンを食べてきた。
隣の席に、僕が世の中で一番嫌いなタイプの女が座っていて、そのせいでラーメンが死ぬほど不味かった。
ここのラーメンは友達と飲んだ帰りによく食べるし、その時はいつもすごく美味いから不思議だ。

当たり前だけど、一緒に食べる相手によって食事の味ってまるで変わる。
これなら家でおとなしくインスタントラーメンを食べた方がマシだった。
そんなツいてない夜もある。明日には忘れる。

2011/12/18

僕のブログを、僕の友人の奥さんが知らぬ間にチェックしていたりする。
もはやどこ経由で誰が見てるかなんて全然さっぱり分からない。
こうして 「見られて」いることを気持ち悪いと感じる人も少なくないだろう。
でも僕はそんな風に思わない。寧ろこのパブリックな感じがインターネットの醍醐味だと思う。
それに僕は割とネットストーカー行為が嫌いではない。
格好悪い自分になりたくない。
それは大前提にあって、もし僕がそう成り下がった時、それでも抱きしめてくれるかどうか。
最近決定的に思ったのは、年下の長女とは最高に相性が悪い、ということ。
僕に相性がいいのは、年上の長女と、年下の末っ子。A型がベスト。
これは恐らく二人の妹(A型)をもつ長男である僕の性格上の問題である。

かつて最も相性が悪いと感じたのが、年下の長女(B型)であった。
それはもう何ひとつも分かり合えないまま、勝手に僕のことを好きになって、勝手に僕のことを憎んで、
勝手に僕の元から忽然と姿を消した。そして彼女は二度と僕の前に現れなかった。

ただこれはあくまでも高々30年余りの、僕の経験から基づく統計論である。憶測に過ぎない。
ふと思ったのだけど、
特別なものを少しだけ着たり食べたりすることが贅沢なんじゃなくて、
普通のものを当たり前に好きなだけ着たり食べたりすることの方が、
よっぽど贅沢(というか裕福)なことなんじゃないか?
個性に惚れられるのが一番こわい。
セックスに惚れられるのが一番安心する。

2011/12/17

自論だけど、食欲・性欲・睡眠欲のうち、人はどれかが一番強いと思う。

誰もが生まれながらにしていずれかの欲求に偏っている。
そしてそのうち性欲が一番強い人間は大抵、チャンスがあれば浮気をする。それは男も女も同様。

あぁ、僕、食欲で良かった。
金や権力に屈しない(抵抗する)ためには金や権力を身につけなければならない。
不条理な世の中だ。

いま自分に足りないものは何だろう?悪いことも汚いことも沢山やった。
次は何が必要なんだろう?自分の何を捨てて、何を汚せばいいのだろう?
何を失えば僕の求める満足感が得られるのだろう?

発想が甘いことは自分でも分かっている。
ファッションに関心のある自分がアパレルの仕事をやらなかった(できなかった)理由は、
ファッションにおいて客よりも飛び抜けた魅力を保ち続ける自信が全くなかったからである。

(作る側にせよ売る側にせよ)アパレル業界で働くかぎり、
顧客から憧れられるほどの魅力を持っていなければとても一流とは言えない。
勿論それだけでは駄目で、販売ひとつとっても営業力とかサービスとかマネジメントとか、
トレンドとか情報力とか人脈とかアンテナとか、他にも必要とされる能力は山ほどある。

僕にとってファッションはただの趣味であり、仕事には向かないと常々思う。
“どこにいるのかは問題ではありません。会いたいか、会いたくないか、それが距離を決めるのよ。”
(森博嗣:小説家/推理作家/工学博士)


ロマンチック。
「モテるのに手を出してこないのがまた epi さんの魅力だよね」

とある女の子に言われたことがあるのだけど、いやいや。手は出します。
僕は男だから、本当に欲しいものならば必ず自分から奪いに行く。
ただ、ぶら下げられた餌などには食いつかないだけ。
それは誰に対して恥ずかしいのか?をよく考えたら、恥ずかしさを放棄することができる。
信頼できる相手への恥ずかしさを放棄したら手に入る快楽が沢山ある。
羞恥の服を脱ぎ捨てて裸になって、全てを僕に預ければいいと思う。
そうすればこの上ない快楽で満たしてあげられる。
空港で見送りをしてもらうのがとても苦手である。

なぜなら空港という街の外れの場所から、電車なり地下鉄なりでひとり家路を辿る相手のことを思うと辛くなるから。
それならいつもの駅のいつもの場所で笑って手を振りたい。
空港で寂しい思いをするのは自分だけで充分だと思ってしまう。
仕事・プライベート・脳内妄想。その全てが師走モードに突入した。

予定よりだいぶ早いんだが、とりあえずブッチ切るしかない。航海は中断できない。
ガソリンはアルコール。酩酊か?覚醒か?向こう一ヶ月が混沌としている。
あとは脳味噌と身体がどこまで持つか?それが問題だ。
キーワードは "メンテナンスよりもパフォーマンス"。"ケアよりもトレーニング"。
精神と肉体をより強靭なものへと再構築し続けなければならない。

こういうクソ忙しいとき、もう自分の腕が50本あったらいいのにという小4ばりの着想となる。
でもよく考えたら2本の腕も50本の腕も操るのは1個の脳味噌で、
そうすると腕50本分のパフォーマンスを発揮したいなら、単純に脳味噌を50倍の回転率にすればいいわけだ。
ただそれだと身体が持たなくなるから、真面目に身体を鍛えるほかない。そうして小4の着想を捨てる。

そんなわけで通っているジムをフルタイムのプランに変更した。プール付き。
これで朝に週6で通える。あとは朝と自分との戦い。

2011/12/08

1の自信は10の段取りから生まれる。10の自信は100の段取りから生まれる。
その段取りは他人からは見えない。目に見えるのは自信だけ。
100の自信を用意するために、1000の段取りをしよう。今すぐに。

2011/12/06



大好きなバンドやアーティストの新譜を買って聞くとき、はじめて僕の中に音楽が入ってきたその瞬間、
全身の皮膚の上に波打つような鳥肌をサーフィンするみたいな、激しいエクスタシーに襲われる。

the HIATUS。いいよ。すごくいい。
1日に4000億の自殺と再生を繰り返す細胞みたいに、その劇的な進化の手を緩めない。
五年前の自分を思い出すと、まるで別人に感じる。
でもよく考えたら、あのころ僕を構成してた細胞は物理的にもう全部死んで、どこにも存在しない。
だから別人は当然か。あの頃の俺バイバイ。変わり続けることに肯定的でいよう。
いつもの月と version のハシゴ飲みからの二日酔いからの朝ジム。
自分に言い訳してる暇はないぜ。せーので始めよう。

2011/12/05

"恥ずかしいことを照れてはいけません。恋愛も仕事も暮らしも、照れないことからはじめて、何かしらのかたちが生まれていくのです。"
(via Twitter - hi

その通りである。
仕事、恋愛、遊び。そのことに真面目で真剣ならば、恥ずかしがってる場合じゃない。
僕たちの時間は限られている。
明日がハッピーであるために、今日のストレスから逃げないこと。
365日、毎晩そう思っては眠れない夜に幕を降ろしている。
「明日へのずるい近道はないよ」と歌ったのは宇多田ヒカルだった。

おはようございます。
"ワークアウトはモダンカルチャーだ。
鍛えぬかれた体はどんなファッションより人を美しく、また快適な気持ちにはさせてくれる。
服を買い漁るよりも、ジムで体を鍛えるべきだ。"
(via Rick Owens - リック・オウェンスの語るスタイルの10大ルール
その通りである。
いい服を着るよりも、先ずはワークアウト(トレーニング)が先決だ。
"給与は自分で管理しろ

例えば、小遣いが3万円で給料が30万なら
銀行から引き出して、奥さんに27万渡せ

そうしないと、妻は君の価値を3万円だと勘違いするから

セックスを拒否されたら強引にでもやってしまえ
拒否に慣れたらそれで終わりだ
男は元に戻れない"

セックスの拒否を容認することが結婚の墓場だと思う。
どんな理由があっても、セックスを拒否されるくらいならそれはもう即座に別れた方がいい。

2011/12/04



相変わらずメチャクチャ内向的な Jacaszek。
でも嫌いじゃないよ。こういう暗い気分のとき、あるある。
日々のメモ。

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たとえば30万のシルバーアクセサリーと3千円のシルバーアクセサリーがあるとして、
ハッキリ言ってそのふたつに物質的な大差などない。
どちらも同じ元素記号(Ag)、地球上に存在する同一性のマテリアルなのだから。当たり前のことだ。

ではなぜ人は高い金銭を支払って、より高いアクセサリーを身につけるのか?
それは支払われる対価によって、身につけたときの気分が全く違うからである。
その特別な気分のために人はカネを支払う。支払った対価の分だけそこに個人的な価値が生まれる。
そして身につけたものを精神的な魅力へと誘(いざな)ってくれる。
アクセサリーにはそういったある種の魔力がある。それは原価や素材の問題ではない。

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ヒートテックってあれ、どう考えてもおかしい。

そもそも人間のライフスタイルや慣習に全く適合していない。
たとえば暖房のきいた電車に乗って汗をかいても脱げないし、
今夜突然誰かとセックスをすることになっても肌を晒せない。
見た目とかそういう以前に全然スマートじゃないし、人間の営みに反している。

寒さから身を守りたいのならアウターにこだわるべきである。いつでも脱着可能だ。
だから僕はダウンジャケットに対して肯定的だ。
動物の羽毛を利用しているそれは「衣」のカルチャーとして正統であり、人間らしい。
我々はヒートテックなどというわけの分からない服を着ている場合ではない。

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たとえば恋人に突然振られたとき、「なんで?」と訊ねるのは見当違いだ。

そこに理由や原因があるとしたら、相手ではなく自分の内にある。
それを相手に言葉で説いてもらおう等とはあまりに女々しい所為だし、ひどく傲慢である。

それにたとえその理由を無理矢理に引っ張り出したところで、口から出た時点でもう嘘だと思う。

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俳優の西田敏行は演技のアドリブが激しくて有名だそうだ。

ドラマのあるワンシーンで、西田敏行が突然アドリブで鼻歌を歌い出したとき、
一緒に演じていた渡哲也は、その一瞬のアドリブに呼応して同じ鼻歌をアドリブで口ずさんだというのは
正に迫真の演技であると感動した記憶がある。

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先日 T by Alexander Wang の服を見てきたんだけど、縫製や素材が思いのほかショボくて残念だった。
デザインやシルエットはとても気に入っているのだけど、
プロダクトはベトナム製、縫製は甘いし、素材はポテンシャルが貧弱だ。
でもそういう服って結構ある。Gucci とかもそう。
Gucci ってデザインはすごく洗練されていて好きだし格好いいと思うんだけど、いかんせん作りがチャチい。
見た目はイケてるのにクオリティがイマイチ。そこが弱点。

デザイン・クオリティ・マテリアル。その全てが揃ってる服って意外と少ない。
金を出せば手に入ると思ったら大間違いである。

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もし愛されるなら、なにがなんでも手を離さないって、傷つけてしまっても絶対そばにいるって、
それくらいの気概でかかってきてほしい。
少なくとも僕は誰かを愛するとき、それくらいの気概と覚悟は持ち合わせている。

愛することは、責任を負うということ。ケツは俺が持つ、ということ。

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以上。

2011/12/01

12月1日。曇り。

カナダの変な靴を買った。
すごく温かい。温かいっていうか暑い。エスキモーの人に履かせたい。
そう言えばカナダは雪国だ。この靴はそういう仕様か。今ごろ気づいた。
慢性的な腰痛がひどい。電話でズル休みするレベル。寝坊して今日もマッサージに行けなかった。
朝食がレッドブルとチョコレート入りのマドレーヌ。
意味や理由を放棄する代償として衝動を手に入れた僕は、大いなる自由に対して責任を持つ。
12月が来た。世界を無理矢理に突っ走らせるのに便利な言葉だ。
今日も仕事本気モード。

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