エピチャン

2013/04/12

国は守ってくれない。
国は、奴隷のように働いて税金を納めてくれる、従順な国民の味方だ。
我々が生まれる前から取り決められていた、憲法や法律にある無数の禁止事項を、ただひたすら遵守するものの味方だ。

警察・検察・裁判所・税務署。
この徹底的な管理社会において、国家権力が何より怖い。
有名人も権力者もヤクザも、国に目を付けられたら終わり。目立ったことをすれば、圧倒的な権威で潰される。誰も抵抗できない。

ホリエモンはライブドア事件での無罪を主張して、徹底的に検察と戦った。「起訴状は悪意に満ちて書かれている」と。
しかし、最後は異議申し立てを棄却されて刑務所に入れられた。おとなしく罪を認めて謝罪していたら、不起訴か執行猶予だったとも言われている。
検察を痛烈に批判したことで、検察も権威の元にホリエモンを実刑にねじ伏せた形となった。
ジャーナリストの田原総一朗さんは、「これは冤罪だ、彼は無罪だ」と主張した。
ねじれた国家権力が冤罪を招く。目立つもの・憎まれ役は徹底的に潰される。恐ろしいことだ。

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