エピチャン

2012/05/31

先日、松屋で飯を食ったときの話。

松屋ははじめに食券を購入するシステムを採っており、その点で吉野家やすき家と異なっている。
僕は入店して食券販売機で牛カルビ丼の食券を購入し、席に着いたのだけど、
明らかに僕が席に着いて店員に食券を渡す前に、僕のものであろう牛カルビの肉が鉄板に乗せられてジューと焼かれる音が聞こえた。
それからものの30秒ほどで、僕の元に注文した牛カルビ丼が運ばれてきた。
これはいくら何でも早すぎる。タイムラグが不自然だ。

それで不思議に思って調べてみたら、成る程、やっぱりそうだったのか。
参考URL(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1148148416

客が食券販売機で購入したその時点で、既に厨房にはオーダーが表示されているそうだ。
つまり食券購入は、会計の手間や金銭の管理の為というよりも、
恐らく何より客のオーダーから提供までを最短距離にするための究極のシステムなのだろう。
だから吉野家やすき家と同じスピードで、鉄板焼き等の凝ったメニューが提供できる。
同じタイムでメニューの差別化を図ることに成功した、松屋の秀逸な策だ。すごいアタマいいと思った。

世の中には我々が全く意図しないような裏側のところで密かに機能しているシステムが存在する。
誰も気付かないような仕組みを作ったヤツの勝ちだ。

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