エピチャン

2010/05/17

もはや文章を書くだけの余力が残されていないことが多い。
自分を思い出してメールをくれる人に返事をするだけの余力すらも。

自分の人生を客観的に見ていると、
なんだろう?もうすぐ終わってしまうような、不思議な感覚になる。
死にたいとかそういう短絡的な発想とは違って、自然にそこで終了するような。
村上春樹の「羊をめぐる冒険」の冒頭にでてきた、25歳で死ぬ女のような。
人並みに結婚したり、子供が出来たり、そういうイメージが湧かない。
自分の人生にそんなページは存在していなくて、
物語が着々と結びに近づいてるような気がしてならない。
そしてそのために今僕は、今までの生きてきた証を引き出しやポケットから引っぱり出しては、
その時その時に失ってきたものについて思いを馳せ、整理をつけ、
さよならをする準備をしているのかもしれない。
馬鹿馬鹿しいことを言っているのは自分でもよくわかっている。

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