エピチャン

2014/04/29

ネット上ではナンパを教えている人を見かけるけど、実は僕も過去に何度か、人にナンパを教えたことがある。
勿論、報酬などは1円も貰っていない。あくまでも実験的な気紛れだったし、そんなことをしなくても金は本業で稼ぐから必要ない。

結論から言うと、ナンパを教えるという僕の試みは無駄骨に終わった。残念だが、それは無意味なことだと悟った。
どうにかして僕は彼等に、僕が死に物狂いで会得した技術を教えたかった。
“優しいが故に女にモテない”、そんな彼等に、ストリートで培ってきた僕の知識を伝承してあげたかった。

しかし、結果は凄惨たるものだった。
詰まるところ、ナンパができるか否か、それは本人のマインドの問題であり、僕にはその深層心理にアクセスする権限がないのだ。
革命を起こすのは彼等自身のマインドであって、僕のマインドではない。つまりそういうことだ。

発起→行動→成功or失敗
失敗→思考→行動に戻るor挫折

プログラミングの世界での言葉を借りるなら、その一連のルーティンを繰り返しトレース(追跡)する。
バグ(失敗)が見つかればデバッグ(修正)する。そうして一つずつ問題を潰してハックしていく。
それはひどく孤独な作業だ。少なくとも僕はそうだった。

“考えること、省みること、欲すること、傷つくこと”
それら全てのケツを自分でとる覚悟のないものに、人に教えてもらった生半可な技術でナンパなど出来るわけがない。
これが僕の結論だ。

今日はその話を少し書いてみようかなと思う。僕のナンパ実録、かなり臥薪嘗胆だけど。。

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