エピチャン

2013/05/12



フォワグラの作り方に絶句。ルーツも内情も知らず、ハンバーグにフォワグラを乗せて食っていた己の無知を恥じた。

でも、何とも言えないな。
「これ見てもフォワグラが食えるのか!」とか、動物愛護の精神もわかるけど、僕は食える。
そんなこと言い出したら、我々が普段日常的に食べている豚や牛や鶏も、同様に食べるために飼育され、屠殺されていることに変わりはないから。
肥大化させた肝臓だけをくり抜いて食用にする、そのためだけに生まれて殺される、という残虐性が強調されているけど。

綺麗事は言えない。より美味しいものを突き詰めて食べたいのなら、より奪うことに対して否定は出来ない。
食用だけでなく、毛皮とか皮革とか羽毛とかもそう。 人間のあらゆる贅沢品の陰には、こういった残酷性の高い犠牲が払われているものだ。

フォワグラを食うなとは言わない。僕もフォワグラは好きだ。
ただ、奪われるものに対する敬意を払う、捧げられた命に対して「いただきます」と祈ることを忘れてはいけない。

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