エピチャン

2011/01/31

まだ10代の頃の、メル友の女の子のことを思い出している。

年齢は僕より2-3上。関西人。単車乗り。背は低く、痩せ型。お洒落で、底抜けに明るい。
短く刈り込んだベリーショートがとても似合っていて、
それはまるで彼女のために存在するヘアスタイルのようにも思えた。
メールの文脈で絵文字と半角カタカナを暴力的に乱用する、いわゆるイタイ女の子だったのだけど、
僕は彼女とのやり取りに好感を持っていた。

彼女には、年下の彼氏がいた。
ある日、僕が彼女にメールをしたら、
「今カレとメールエッチの途中…(ハート)あんっ…(ハート)」
みたいなメールが返ってきて、さすがの僕も戦慄した。
あのころまだ僕は18で、今の何倍もセックスに対して多感な年頃で、
あの時は人のセックスを盗み見たような、何だか得体の知れない背徳感のようなものを抱いて、
まあ早い話がすごく興奮した、ってこと。
「邪魔してゴメン(滝汗)」的な、アホな返事をしたと記憶している。
今思えば、彼女は完全に確信犯。

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