エピチャン

2011/01/31

精神科について。

精神科については前にも何度かブログで語ってきた。
当前の話だけど、精神科は十人十色である。他の科と比べてそれが顕著だと感じる。
医者によって、精神疾患との向き合い方がまるで違う。
僕は今まで数多くの精神科の扉を叩いては、唖然とする思いを繰り替えしてきた。
診断中、僕の目を一度も見ないような精神科医もいた。

いい精神科は、待合室の雰囲気で分かる。
いい精神科というのは必ず、無意識に精神が落ち着ける空間というものを用意している。
たとえば、座り心地のよいソファーとか、癒される BGM とか。穏和な受付女性とか、温かなストーブとか。
待合室が殺風景で、肌寒くて、パイプ椅子で、受付女性の愛想が無いところは論外。

昔は人情のある精神科医がいいと思っていたけど、今は事務的な精神科医の方が助かる。
医者に同情してもらおうなんて考えを持ってる人がいたら、今すぐ捨てた方がいい。
医者というのは概ね、僕らの病気を治すためにいるのではなく、僕らの適切な診断と薬の処方のためにいる。
そしてそこに人情はあまり役に立たない。
治すのはあくまで自分。

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