エピチャン

2013/10/26

「男の人は育てるもの、女の人は躾けるもの」とは、男女の本質を本当によく言い当てたものだな、と思う。

飲食店で食事をしていたら、隣の席に一組のカップルがやってきた。
その女が、僕の食欲が失せるほどきつい香水をたっぷりと付けていた。
飲食店に香水をプンプン漂わせて来るなんて。なんてバカな女なんだろう。身なりだけ着飾っている割に、常識が無さすぎる。
店員に対する礼儀も分かっておらず、愛想も全くない。その体(てい)は、精神的な意味での美意識を完全に放棄していた。

こんなみっともない女を連れて、男は恥ずかしくないのか。一体どんな躾けをしているんだ、と思って男を見てみたら、案の定男もアホだった。
喋り方は下品で、周囲の空気が読めず、店員に対して横柄に振る舞っていた。
聞こえてくる話の内容から察するに、男は「子供」という存在そのものを嫌っているようだった。
その男の精神そのものが未熟であり、育ちの悪い「子供」だった。
自分の都合しか想像することの出来ない、selfishな動物だ。ある意味、お似合いのカップルだと思った。

伴侶は、その人の真価を一番正確に映し出す鏡だな、と改めて思う。
人を判断するときは、本人を見るよりも、そのパートナーを見ると本当によく分かる。
天秤のように双方の魅力のバランスが釣り合っているからこそ、連れ合っているのだから。

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